J-STAGE|公益法人に特化し半世紀の日本印刷(NPC)
J-STAGE
J-STAGEとは?
国内1,500超の発行機関が、
3,000誌以上の刊行物を公開。
J-STAGE とは「科学技術情報発信・流通総合システム」の総称で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営している電子ジャーナルプラットフォームです。このJ-STAGEは、日本から発表される様々な科学技術に関する情報を電子化し、インターネット上で公開することができます。 公開方法は誰でも無料でアクセスできる「フリーアクセス」「オープンアクセス」と、IPアドレスまたはパスワードによる認証をおこない閲覧する「認証付きアクセス」から選択することができますが、
約95%がフリーアクセスまたはオープンアクセスとして公開しているため、利用者は気軽に論文を閲覧することができます。
実際に、国内の1,500を超える発行機関が、
3,000誌以上のジャーナルや会議論文、研究報告、解説誌等の刊行物を公開しています。
冊子媒体では伝えられない「動画・音声」も発信可能。
著者・学協会様が、J-STAGEに掲載するメリットは、発表される様々な科学技術に関する情報を、インターネットを通じて広く記事を発信できるだけではありません。J-STAGEに掲載すると、自社サイトのみでPDF公開する場合と異なり、DOI(Digital Object Identifier)の付与が行われ、海外の電子ジャーナルサイト上の論文と相互にリンクされることにより、国際情報発信力の強化が見込まれます。また、電子付録の機能により動画や音声なども掲載できるため、冊子媒体では伝えられない細かいニュアンスまでの表現が可能になります。
J-STAGE 実績
累計掲載資料数(2024年10月時点)
41資料
累計掲載記事数(2024年10月時点)
41,528記事数
EXTENSIVE EXPERTISE
長年の経験で培ったノウハウがございます
2005年の業務開始より、J-STAGEに公開されている資料の約1%のシェアとなる延べ41資料のJ-STAGEアップロードに携わってまいりました。
お陰様で、ほとんどのお客様が現在継続してご利用をいただいております。長年の経験で培ったノウハウにより安定した運用をお約束します。
EXTENSIVE ACHIEVEMENT
豊富な実績により、幅広いニーズに対応できます
J-STAGEの公開方法も、早期公開、書誌情報XML形式、全文XML形式、その他オプションの運用により選択肢が拡がっています。
さまざまなお客様に対応した実績により、お客様に最適なJ-STAGE公開をサポートいたします。
全文XML公開で閲覧の利便性を向上
論文の書誌情報のみをXMLで記述(書誌XML形式)するだけではなく、全文をXMLで記述(全文XML形式)することにより、
全文検索や構造的な検索といった検索精度が向上され、データ抽出も可能になり、システムが変わった場合にも柔軟に対応できます。
また、ブラウザ上の翻訳機能も使用できるため、グローバル化され、閲覧数の向上が期待されます。
(XMLとは、文章の見た目や構造を記述するためのマークアップ言語の一つです。)
2023年10月に、JSTより書誌XML作成ツールの利用発行機関へ向けて、2025年3月中を目処に書誌XML作成ツールのサービス提供を終了する案内が送付されました。
J-STAGEのアップロードには、2025年3月中までに、現在使用されている書誌XML作成ツールから全文XML作成ツールでの登載へ移行が求められます。
データ保管・アーカイブとして活用
データ保管をするため、過去の資料をアーカイブとして掲載するために、J-STAGEへアップロードすることもおすすめです。
保存場所や品質維持などを気にせずに、電子保存ができ、多くの人が手軽に閲覧することが可能です。
印刷物とJ-STAGEのハイブリッド発行
学会誌の論文だけをJ-STAGEへ登載をすることも可能です。印刷物とJ-STAGEのハイブリッド発行することもお任せください。
また、J-STAGEのみの対応も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
新機能の J-STAGE Data にも対応
J-STAGE Dataとは、J-STAGE登載誌のためのデータリポジトリサービスです。J-STAGE Dataで公開されるデータは全てオープンアクセスで公開されるとともに、DOIが付与され、正確なデータの引用を容易にします。閲覧回数やダウンロード回数の表示、SNSやニュースサイト等でデータが引用された場合には自動的にオルトメトリクスを集計・表示をし、データがどの程度利用されているかを手軽に確認することもできます。
J-STAGEにおける従来の論文に付随する研究データの公開は、「電子付録」としてPDFやExcel形式の研究データを公開することが主であり、論文の一部としての流通に限られることに加えて、データの大きさや形式に制限があるなどの欠点がありました。しかし、J-STAGE Dataはデータ容量の制限がないため、容量の大きな研究データ、多種多様な形式の研究データを公開することが可能となります。大容量の動画、複数の表や図、グラフ、画像、アンケート調査の全ての回答結果などを公開することができます。
また、研究データをJ-STAGE Dataから公開することで、オープンサイエンスに資するような研究データの公開ができるようになります。
弊社では新機能のJ-STAGE Dataにも対応しておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。
WORKING PROCESS
公開作業工程
作業担当
作業工程
作業内容
1日本印刷
組版・版下作成作業
(冊子作成)
組版ソフトにより作成
2日本印刷
冊子編集
作業完了
3日本印刷
PDFデータ作成
編集・組版が完了したデータを元に、J-STAGE掲載用全文PDFデータを作成
4日本印刷
PDFデータの検証修正
冊子との文字ズレがないか確認/フォントの埋め込み状況確認/作成者データの書き込み/セキュリティー設定/ファイル容量調整
5日本印刷
BIB-Jデータ作成
J-STAGE書誌XMLツール使用
PDFをツールにアップロードすることで、書誌情報(タイトル、著者名、所属、抄録、引用文献など)を自動的に抽出します。
6日本印刷
J-STAGEサーバーへの
仮アップロード
J-STAGEアップロード画面にて各論文アップロード用の目次を作成
作成した目次に各論文のBIB-J、txtファイルおよびPDFファイルを割り付け・検証
7日本印刷
テキストデータの整形
アップロード画面にて、文字化けの修正/特殊記号処理/スペースの調整
8日本印刷
確認・検証作業
仮アップロードしたデータをブラウザにて確認
機種依存文字、WEB特有の不具合をチェック、修正致します。
9日本印刷
確認依頼の連絡
アップロード作業完了を、事務局様宛メールにて連絡します。
冊子との変更箇所をお知らせします。
10学会様
登録した記事を
プレビュー機能で確認
パスワード管理されている画面にアクセスいただき確認をお願いいたします。
修正が必要な場合はメールにてご連絡ください。
11日本印刷
J-STAGEサーバーでの公開設定
ご指摘の箇所修正後、公開日の設定を致します。
また正しく設定されていることをブラウザにて確認いたします。
12日本印刷
公開・確認
ブラウザを使用して設定した公開日に公開されたことを確認いたします。
CASE STUDY
ケーススタディ
実際の事例とともに、J-STAGEアップロードによるメリット・活用方法などをご紹介いたします。
J-STAGEの実績(一例)
- 医療科学研究所
- 労働科学研究所
- 日本心理学会
- 日本女子体育連盟
- 日本設計工学会
- 日本油化学会
- 腐食防食学会
もっと見る
- 日本医療薬学会
- 日本医療機器学会
- 日本結晶学会
- 日本ゴム協会
- 日本鋼構造協会
- 日本写真学会
- 日本太陽エネルギー学会
- 日本熱処理技術協会
- 日本地質学会
- 表面技術協会
- 日本評価学会
- 日本体育・スポーツ哲学会
- 日本地図学会
- 日本ペストロジー学会
- 日本血栓止血学会
- 日本栄養士会
- 日本応用地質学会
- 日本銅学会
- 色材協会
- 日本人間工学会
- 日本海水学会
FAQ
よくある質問
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J-STAGEに掲載したいが、どのような手順で、何を行えばよいかわかりません。
J-STAGEへ掲載する前段階から、掲載内容や方法、さらには掲載後の運用までをトータルにサポートさせていただきます。
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J-STAGEでの公開を検討しています。サポート体制はありますか?
はい。利用申請から毎号の公開まで、ご希望を伺い最適な公開へ向けご支援いたします。申請完了後、弊社で作成したデータの公開は、公開前の最終確認をいただくだけで運用が可能です。
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全文XMLにも対応していますか?
J-STAGEへ掲載する前段階から、掲載内容や方法、さらには掲載後の運用までをトータルにサポートさせていただきます。
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過去に発行した会誌を登載することは可能ですか?
スキャニングや文字入力等、データ化しJ-STAGEへ登載が可能です。
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講演予稿集を登載することは可能ですか?
対応しております。大会の開催にあわせた公開、開催後の保管としてのアップロードなど、お客様のご要望に沿った実績がございます。